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かっこは必要?履歴書に電話番号を記載する際の注意点やポイントを解説

履歴書などの書類に電話番号を記入する際、少し迷った経験がある人はいないでしょうか。

「かっこはつけたほうがよいのか」「かっこが書いてあるけど、どの部分の番号を記入するのだろう」と考えてしまう人は、ビジネスマナーなどを強く意識している人でしょう。転職活動の際には、特に気になるはずです。

本記事では、電話番号の「かっこ()」の意味や履歴書などへの正しい書き方、その他注意点などを解説します。

電話番号のかっこの意味や目的とは

そもそも、電話番号にしばしば見られる「かっこ()」には、どのような意味や目的があるのでしょうか。現代における一般的な流れとともに解説していきます。

押し間違いなどを防ぐ目的

電話番号は、10桁や11桁の数字の羅列です。そのまま書いてしまうと、読む側にとっては認識しづらいと感じることもあります。

特に、電話をかける際には書類などに記載された番号と電話機とを交互に見ながら数字を押していかなければいけません。一度に電話番号のすべてを覚えることは難しいため、3〜4桁程度に区切り複数回にわたって数字を押し電話をかける人が大半ではないでしょうか。

その際に、かっこがあると数字を数桁ごとに区切って覚えやすく、押し間違いなどを防ぎやすくなるのです。

「省略可能」という意味

固定電話には、市外局番と呼ばれる番号が振り分けられています。

市内と市外を識別する番号で、市外局番は市内通話の場合、省略しても電話をかけることが可能です。そのため、市外局番をかっこで囲み「省略可能」という意味をもたせている一面もあるといわれています。

しかし、かっこで囲まれた番号が必ずしも市外局番とは限りません。あくまでも先頭の数桁が、かっこで囲まれている場合のみの解釈と捉えておきましょう。

現在ではかっこよりもハイフンが一般的

電話番号の記載時にしばしば見られるかっこの意味や目的は、以上の2つが考えられますが、現代ではかっこを使うケースが減ってきています。携帯電話の普及が大きな理由でしょう。

ビジネス上の書類でも携帯電話の番号を記載することに違和感がなくなってきています。また、市外局番の桁数は地域によっても大きく異なるため、かっこの使い勝手があまりよいものではないとの認識も広がってきているのです。

現在では、かっこよりもハイフンで区切り、認識のしやすさなどを保っているケースが一般的です。

履歴書に電話番号を書く際のかっこの使い方

転職活動で履歴書を作成する際は、電話番号を記載することが必要です。

その際、電話番号のかっこはどのように扱えばよいでしょうか。ここでは、履歴書を作成する際における電話番号のかっこの扱いについて解説します。

履歴書の仕様などで電話番号の書き方が変わるため、履歴書を受け取った採用担当者などに違和感を与えないよう注意してください。

電話番号欄のかっこが左端にある場合

履歴書の電話番号欄の左端にかっこがあらかじめ記載されている場合は、固定電話であればかっこ内に市外局番を、携帯電話であればかっこ内に最初の3桁の数字を記入しましょう。

固定電話の場合は、あくまでも市外局番を記入するため、必ずしも3桁とは限りません。地域によっては、1桁であったり4桁であったりするので、間違わないように記入します。

また、同じ地域でも市外局番の桁数は時代によって変わっている可能性があります。そのため、現在の市外局番を一度調べてから記入するとよいでしょう。

電話番号欄のかっこが真ん中にある場合

履歴書の電話番号欄の中央あたりにかっこが記載されている場合は、固定電話であればかっこの前に市外局番を、かっこ内に市内局番を記入しましょう。

市内局番の桁数は、市外局番の桁数によって変わるため、注意してください。携帯電話の場合は、4〜7桁目の4つの数字をかっこ内に記入します。履歴書にあらかじめ記載されているかっこが、中央にあるのかどうかの判断も重要です。

もし、かっこの左側に数字を3〜4桁記入できるスペースがあれば、かっこ内には市内局番を記入すると判断しましょう。市外局番が1桁の地域に住んでいたとしても、数字が3〜4桁記入できるスペースの有無で判断します。

市販の履歴書には、記入例が同封されていることがあるため、その記入例をチェックし、かっこ内に市外局番と市内局番のどちらを入れるべきかを判断してもかまいません。

電話番号欄にかっこの記載がない場合

最近の市販の履歴書には、そもそも電話番号欄にかっこが記載されていないものもあります。

そのような履歴書であれば固定電話の場合、市外局番と市内局番のあとにそれぞれハイフンを記入し、数字を適切に区切りましょう。携帯電話の場合は、3桁・4桁・4桁と3つに区切り、それぞれの間にハイフンを入れます。

もともとハイフンが記載されている履歴書を使用する場合は、自らハイフンを記入する必要がないだけで電話番号の区切り方に違いはありません。適切なところで区切って、記入しましょう。

履歴書に電話番号を書く際のかっこ以外の注意点

履歴書に電話番号を記入する際には、かっこ以外にもいくつかの注意点があります。

なかには、ビジネスマナーとして非常に重要なポイントもあるため、転職活動などに悪影響が及ばないように、ここでしっかりと確認しておきましょう。

  • 履歴書には連絡がつきやすい電話番号を
    転職活動の際、応募先企業の採用担当者は履歴書に書かれた情報をもとに、採否に関する連絡を電話にて行うこともあります。

    そのため、履歴書には連絡がつきやすく、できる限りすばやく出られる電話番号を記載しましょう。それが、必ずしも携帯電話とは限りません。人によっては、固定電話のほうが対応しやすい人もいるのではないでしょうか。

    採用担当者は、早朝や深夜に連絡してくることはほとんどないため、日中に出られる電話番号を記載するのが基本です。
  • 連絡のつきやすい時間帯などを記載
    仕事をしながら転職活動をしている人などは、電話に出られないタイミングもあるのではないでしょうか。

    その場合、履歴書には電話番号とともに連絡のつきやすい曜日や時間帯などを記載しておきましょう。ただし、あまりにも時間帯などが狭いと、採用担当者の都合を考えていないと思われてしまいかねません。

    採否の連絡がくる可能性の高い期間は、あらかじめ把握できるケースが多いため、その期間だけは電話に出られる体制を整えておくなどの配慮も求められます。

    どうしても電話に出られない曜日や時間帯が生じてしまう場合のみ、その時間帯を除いた電話に出やすい曜日や時間帯を本人希望欄などに記載しましょう。
  • 必要に応じて「方呼出」を記載
    携帯電話を持っていなかったり、壊れてしまって通話できなかったりする人もいるでしょう。

    そのような人で、寮や学生アパート、管理人のいるシェアハウス、転職活動中のみお世話になっている知り合いの家などで生活している場合は、寮などの電話番号を記載し、その右側に「〇〇方呼出」と記載しておきます。

    〇〇には、寮や学生アパートなどの管理人や、お世話になっている家の世帯主の名字を記載しましょう。「方呼出」は、採用担当者など相手が自分に直接連絡をとる手段がない場合に、第三者に取り次いでもらうためのものです。

    履歴書にあらかじめ「方呼出」の記載がある場合は、それを利用し、ない場合には自分で書き足しましょう。
  • 固定電話と携帯電話の両方を持っている場合
    履歴書には、固定電話番号(「自宅」と表記されているケースが多い)と携帯電話番号の両方の記載欄が設けられているものもあります。

    もし、固定電話と携帯電話の両方を持っているのであれば、どちらも記載しておきましょう。そのうえで、連絡は携帯電話に入れて欲しい旨など、どちらへの連絡のほうがよいのかをあわせて記載してします。

    履歴書に電話番号の欄が一つしかない場合は、連絡のつきやすいほうを記載します。携帯電話を複数台持っている場合も、最も使用頻度が多く、特に昼間に出やすい携帯電話の番号を記載しておきましょう。
  • 電話の通知・通話設定を確認
    迷惑電話への対処のため、日ごろから携帯電話などで細かく通知や通話に関する設定を行っている人もいるのではないでしょうか。

    なかには、非通知の着信を拒否する設定にしている人もいるでしょう。応募した企業の採用担当者が、必ずしも番号を通知して採否の連絡をしてくるとは限りません。

    採否の連絡がくると考えられる期間のみ、非通知設定を解除するなど、どのような電話でも出られるようにしておくことが大切です。

    また、自身が企業などに問い合わせや折り返しの電話を入れる際、非通知でかけることも避けましょう。確実に出てもらうため、必ず自分の電話番号が相手に伝わる設定にしておくことが求められます。
  • 会社支給の電話番号の記入はNG
    在職中に転職活動を行っている人の中には、日中会社から支給された携帯電話を使用している人もいるでしょう。

    昼間の時間帯で最も連絡のつきやすい電話番号といえますが、転職活動で使用する履歴書などにその電話番号を記載することはNGです。

    会社支給の携帯電話は、電話番号も含め、個人的な目的の使用は適切ではありません。もし、応募先企業に会社支給の電話番号と伝わってしまった場合、マナー違反となり常識がないと判断されてしまう可能性があります。

    会社の資産を私用で使う人物だと認識されれば、採用の可能性は著しく低下してしまうでしょう。
  • 書き間違いがないか要確認
    当然、電話番号を書き間違えることのないよう十分に注意が必要です。

    電話番号にミスがあれば、採用担当者などが自分に連絡をとる手段がほぼ絶たれてしまいます。メールなどで対応する企業もあるでしょうが、「電話番号も正確に書けない人」という印象を与えかねません。

    履歴書など大事な書類で安易なミスをする人を、どうしても採用したいと考える企業は多くはないはずです。そのような点も考慮し、何度も見直すなど正確さを心がけることが求められます。

    数字の一つ一つを丁寧に記載することも重要です。「1」と「7」は、書き方によっては認識しづらい数字となるでしょう。書き順によっては、「0」と「6」も誤って認識されるケースの多い数字です。

    自分では正しく書いたと思っていても、読む人に正確に伝わらなければ意味がありません。誰が見ても正しく認識できるかどうかも含めて、履歴書に記入した電話番号をチェックすることが重要です。

適切な書き方で履歴書に電話番号を記載しよう

履歴書の中で電話番号欄が占める割合は、非常に小さなものです。しかし、採否の連絡のために使用されることも多いため、非常に重要な要素となります。

書き方によっては、ビジネスマナーや一般教養などが身についていないと、応募先企業に判断されてしまうこともあるでしょう。

そのため、電話番号の記載も重要事項の一つと認識して、適切な書き方を心がけることが大切です。 現代では、電話番号の表記の際に「かっこ()」を使用するケースも減ってきています。

しかし、かっこの使い方などを知識として覚えておけば、履歴書を使用する際だけでなく、ビジネス上でも役立てることができるでしょう。

採用担当者からのイメージを悪くしないように、電話番号欄も含めて適切かつ丁寧に履歴書を作成することが大切です。

では

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